スマホ市場で大きなシェアを持つサムスン。新製品の売れ行きは堅調だ(AP)【拡大】
しかし、熊本工場の操業停止が長期化すれば、他工場で代替生産する可能性もあり、日本の供給側の体制はなお不透明。地震に左右される状態は変わっていない。
韓国GMもシボレーキャプティバにアイシン精機の変速機を搭載しているという。
九州は「日本のシリコンバレー」
「打撃が予想されるのが電子関連業界。九州は日本のシリコンバレーと呼ばれるほど半導体製造業が密集している」。こう伝えた朝鮮日報(日本語電子版)がとりわけ注目したのが、デジタルカメラの画像処理用半導体などを生産するソニーの動向だ。
ソニーは、画像センサーで世界シェアのトップクラスにあり、スマートフォンに欠かせない部品を手掛けている。頻発する地震で、同社の画像処理用半導体を製造する熊本工場(菊陽町)が操業停止。長崎(諫早市)と大分(大分市)の両工場の製造ラインも一時、停止を余儀なくされた。
同紙によると、米アップルのiPhoneだけでなく、サムスン電子のギャラクシーS7、LG電子のG5といった新型機種などにソニーのカメラ部品が使用されている。