過労死テーマに初の国際シンポ 韓国とフランスの専門家は何を語る? (2/2ページ)

2016.5.8 17:08

メーデーでショッピングカートにスローガンを掲げながら通りを行進する韓国の労働組合メンバー∥1日、ソウル市内(AP)

メーデーでショッピングカートにスローガンを掲げながら通りを行進する韓国の労働組合メンバー∥1日、ソウル市内(AP)【拡大】

 一方、フランスは週35時間労働制を敷く時短の国だが、近年は企業内の組織再編が進むにつれて労働者のストレスが高まる傾向にあり、精神障害を発症して過労自殺に至るケースも現れているという。

 英単語としての「karoshi」は1988年、米紙シカゴ・トリビューンが海外メディアで初めて用い、2002年にはオックスフォード英語辞典がオンライン版に掲載した。

 過労死防止学会代表幹事の森岡孝二関西大名誉教授(企業社会論)は「言葉の普及とともに、日本の過労死・過労自殺が海外から注目を集めるようになった」と指摘。「シンポジウムを機に、国内外の関心をさらに高め、海外の知見を得たい」と話している。

 シンポジウムは一般の聴講も可能。問い合わせは同学会事務局((電)06・6809・4926)。

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