共同記者会見に臨む米国のオバマ大統領(左)と安倍晋三首相=25日午後、三重県志摩市(代表撮影)【拡大】
終始落ち着き、ゆっくりとした口調で説明を続けたオバマ氏は、別の質問に対する答えの中で自ら沖縄の事件に話題を戻してコメントするなど多くの時間を割き、米国が事件に強い関心を寄せている姿勢をアピールした。
27日に予定されている広島訪問では、平和記念公園に被爆者4人と長崎県知事、長崎市長が立ち会うことが分かった。会見で「戦争が苦しみを伴うものであることに改めて思いをはせたい」と抱負を述べたオバマ氏は、約1時間に及んだ記者会見の最後に安倍首相と控えめに握手をし、会見を終えた。