まず、米国の全米大学体育協会(NCAA)をモデルにして、あらゆるスポーツの産業化を企画する。テレビ放映権料や入場料収入、広告収入、講習会収入などを念頭に、あらゆる収益を一括管理して各大学に分配する。NCAAの収入は年間約1000億円。これが各大学に分配され、施設費用や奨学金に利用されている。この日本版を目指すという。
遅きに失している印象もあるが、政府主導で計画すれば実現可能と読む。そのためには「全国大学スポーツ協会(NUSF)」のような団体を設立し、大学スポーツ全般を統括する組織を設立する必要がある。高校には、全国高等学校体育連盟(高体連)が存在するのに、大学には組織がなく、各競技バラバラで運営されてきた。
高体連の中に、人気の高い野球が入っていないのは、日本高等学校野球連盟(高野連)が、毎日、朝日の両新聞社で歴史的に支配され、潤沢な資金を野球の振興だけに使う目的があるからだろう。この例外措置を認めず、文部科学省主導でNUSFの設立を期待したい。