
羽田空港のC滑走路で左翼エンジンから出火するトラブルがあった大韓航空機=5月27日午後(本社チャーターヘリから、大山実撮影)【拡大】
議論が沸騰するきっかけになったのは、大韓航空の現職副機長が自身のフェイスブックに書き込んだ文章だったという。副機長は韓国メディアの記事に言及し「記者がまともに取材もしないまま書いた記事だ」と訴え、「乗務員全員が学んだ通り完璧に緊急脱出を実施した」と主張。フェイスブックでは副機長の書き込みに2千件を超える「いいね」がつき、500回以上共有されるなど反応があったとされる。
大韓航空への不信感の大きさ
中央日報によると、今回の議論の論点の1つになっているのが、「客室乗務員が声ばかり張り上げて組織的に対処できなかった点だった」との指摘だ。これに対し大韓航空側は「乗務員の非常事態の規則順守は大声を出し(Shouting)、簡単明瞭に情報を伝えることによって乗客が安全に避難できるよう促す。一部の乗客の立場としては不明瞭に見えるかもしれないが、そのようにしなければ乗客を早期に降機させにくい」と反論している。