
羽田空港のC滑走路で左翼エンジンから出火するトラブルがあった大韓航空機=5月27日午後(本社チャーターヘリから、大山実撮影)【拡大】
また乗務員らが降機後、傍観者のように事故現場を見物をしていたという批判も出た。大韓航空側はこれに対し「客室乗務員はすべての乗客を安全地帯に避難させるよう統制する一方、最も基本の手続きである現場から脱出した乗客人数をすぐに確認した。また消防隊との協力のもと乗客と負傷者を世話する一方で、空港当局の指示によりバスで移動させた」と主張した。
文面から見てまともな反論だと思う。今回の事故では乗務員がマニュアル通りに適切に対応していたと信じたい。だが、これほどまで大韓航空に批判が上がるのは、同社に対する不信感が大きいからにほかならない。副社長(当時)が機内でのマカデミアナッツの出し方に激怒し搭乗機を引き返させた「ナッツリターン事件」も記憶に新しい。
パイロット労組「天が下す最後の警告」と他人事
韓国紙、東亜日報(電子版)は「大惨事寸前だったのに、お互いに批判ばかりしている大韓航空の労使」と題する社説を掲げた。