
羽田空港のC滑走路で左翼エンジンから出火するトラブルがあった大韓航空機=5月27日午後(本社チャーターヘリから、大山実撮影)【拡大】
それによると大韓航空機はこの2年間で、エンジン欠陥で5回も離陸中止や不時着となったという。さらに昨年の国政監査では、2012年に9427億ウォン(約880億円)だった整備予算が14年には8334億ウォンと1100億ウォン近く減り、運航件数当たりの整備時間も2年間で8・3%減少したという指摘が出た。
こうした現状について同紙社説は、「大韓航空は、今回の事故が会社内の騒然とした雰囲気と無縁ではないという認識を持たなければならない」と促し、「2月からパイロット労組は争議行為に突入しており、サボタージュなどで会社を圧迫している」と書く。
パイロット労組は、事故原因について「経営陣の整備予算削減による必然的な結果」との声明を出し、ホームページには事故を「天が下す最後の警告」と会社を批判する文を掲載した。社説は「飛行機事故を巡ってお互いに批判する姿が気になる」と憂慮している。