衆院選が公示され、候補者の出陣式で拍手を送る支持者ら=22日午前9時9分、大津市(安元雄太撮影)【拡大】
安倍晋三首相(自民党総裁)の経済政策「アベノミクス」の是非などを問う第24回参院選が22日公示された。定数242の半数(121)が改選となり、首相は自民、公明の与党で改選過半数(61)を獲得議席目標に掲げる。首相の総裁任期も2期目に入って折り返し点を過ぎ、これまでの約3年半にわたる第2次安倍内閣の政権運営全般に対する評価も問われる。
改選となるのは選挙区73、比例代表48。中央選挙管理会(総務省)と都道府県の各選挙管理委員会が立候補を受け付け、午前11時現在で、選挙区221人、比例代表164人の計385人が届け出た。前回(平成25年)の立候補者数は433人。比例代表では12の政党・政治団体が届け出た。
今回の参院選では、5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)後に首相が表明した消費税増税再延期のほか、民進党など野党4党が廃止を共闘の旗印に掲げる安全保障関連法、憲法改正などの是非が争点となる。首相は増税再延期について国民の信を問うとして改選過半数を勝敗ラインに据えた。
自民、公明両党など改憲勢力が参院でも国会発議に必要な3分の2(162議席)を確保できるかも焦点だ。民進、共産、社民、生活の野党4党は、勝敗を大きく左右する32の改選1人区で候補者を一本化し、与党に対抗する。