「英EU離脱」と「大阪都構想」…2つの投票の共通点 二者択一が生んだ後悔 (1/4ページ)

2016.7.5 05:00

 □【視点】産経新聞論説委員・鹿間孝一

 欧州連合(EU)からの離脱を選択した英国の国民投票が世界を揺るがせている。だが、一番動揺しているのは当の英国民のようだ。

 ツイッター上では、Regret(後悔)をExit(離脱)と掛け合わせた「Regrexit(リグレジット)」や、Britain(英国)と合わせた「Bregret(ブリグレット)」といった造語が生まれた。

 大接戦だったが、直前に残留派が優勢という予想が流れて、判官びいきのような同情票が集まる「アンダードッグ(負け犬)効果」が働いたのだろうか。

 離脱を選んだ人がテレビのインタビューに「私の票はあまり意味はないと思っていた。どうせ残留だろうと予想していたから」と答えていた。

 ロンドンでは離脱に反対するデモが行われ、スコットランドは独自にEU残留を表明した。下院の請願サイトには再投票を求める署名が増え続けているという。

 が、後悔先に立たずである。

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 地域別と年代別の投票結果に興味をひかれた。スコットランドと北アイルランド、それにロンドンで残留票が離脱票を大きく上回った。18~24歳の73%、25~34歳の62%が残留に票を投じた。

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