「英EU離脱」と「大阪都構想」…2つの投票の共通点 二者択一が生んだ後悔 (2/4ページ)

2016.7.5 05:00

 世界の注目度や、及ぼす影響は格段に違うが、昨年5月に行われた大阪都構想の是非を問う住民投票とよく似ている。

 都構想はわずか0.8ポイント差で反対票が上回り、否決されたが、大阪市の北半分で、さらに20代から40代の有権者では賛成票が多かった。

 EU離脱を選択した高齢層は、かつて英国が輝いていた時代への追憶があるのだろう。経済や国際社会への影響より、独自性の回復を優先した。

 それに移民問題がある。EUの一員であれば、これからも移民、難民を受け入れ続けなければならない。職は奪われ、治安上の不安も大きい。

 一方、大阪では年齢が高くなるほど、長年暮らす地域に愛着があり、変化を望まない。「(都構想によって)大阪市をなくせば元に戻れない」という訴えがストレートに響いた。

 対して若者はどちらも未来を見据えた。

 EUから離脱すると、英国の経済は縮小し、国際社会での存在感も失われる。欧州の一員として自由に往来できるのも望ましい。残留は現実的で理性的な選択だった。

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