
和気町が最大2000万円を用意する出店支援補助金制度の第1号店として、コンビニエンスストア「ローソン」の出店が決まった=岡山県和気町【拡大】
和気町は2014年の出生数が63人と10年前から4割近く減少。20代、30代の人口減少が問題となっている。移住定住を推進する一方、商店の閉鎖が続くなど、利便性の面でのテコ入れが課題だった。
起業家誘致呼びかけ
安倍政権は、人口減少が深刻化する地方の活性化に発破をかけている。活性化の鍵を握るのが、移住者の呼び込みと新たな経済活動が根付くこと。和気町のみならず各自治体は支援策に知恵を絞っている。
福島県は昨年、「リーダー的起業家進出支援補助金」制度を創設。県外居住者を対象に、起業家誘致を呼びかけている。県内への移転を条件に、200万円を上限に経費を補助する。同県産業創出課は「地元の創業者のリーダーとなってくれるような、波及効果のある起業家にきてもらいたい」と話す。
新潟県燕市は、江戸時代から盛んな金属加工産業の後継者育成を目的に、技能研修生を募集。市内での就職や開業を条件に「奨学金」を支給する。3年間にわたり、県の最低賃金相当額を勤務日数分、支払う。