内閣府が7日発表した10月の景気動向指数(2010=100)は景気の現状を示す一致指数が前月比1・4ポイント上昇して113・9となり、2カ月連続で改善した。内閣府は基調判断を「改善を示している」とし、「足踏みを示している」から上方修正した。基調判断の引き上げは1年10カ月ぶり。
自動車の生産、出荷やアジア向けのスマートフォン用集積回路(IC)の生産、出荷が好調だったほか、気温低下で秋物衣料の売れ行きが伸びたことも影響した。
一致指数を構成する八つの経済指標のうち、鉱工業生産指数や耐久消費財出荷指数、小売業の商業販売額など6指標が改善要因となった。一方、卸売業の商業販売額と製造業の中小企業出荷指数は悪化した。
数カ月先の景気動向を示す先行指数は1・0ポイント上昇の101・0で、2カ月ぶりに改善した。