韓国機、遅延は当たり前? 定時到着率で世界トップ10漏れ JALに“完敗”も反論ばかり (1/4ページ)

広島空港で着陸直後に滑走路から外れて停止したアシアナ航空機。韓国の航空会社には「安全」と「定時運航」が求められる=2015年5月15日午前0時45分、広島県三原市(安元雄太撮影)
広島空港で着陸直後に滑走路から外れて停止したアシアナ航空機。韓国の航空会社には「安全」と「定時運航」が求められる=2015年5月15日午前0時45分、広島県三原市(安元雄太撮影)【拡大】

 昨年1年間の訪韓外国人客が1700万人超と過去最高を記録する中、韓国の年間航空旅客数も1948年の航空機就航以来初めて1億人を突破する見通しだという。だが、この国の航空会社をめぐる環境を見る限り、喜んでばかりいられないのが実情だ。というのも近年は事故や不祥事が相次いでいるほか、昨年は目的地まで遅延なく定時に到着する航空会社の順位で韓国勢はトップ10に入らなかったという。より多くの外国人客を迎え入れたいならばそうした結果を謙虚に受け止めるべきなのに、大手の大韓航空とアシアナ航空は「納得しがたい」と反論するばかりだ。

旅客数は年平均10%成長するが…

 韓国では昨年1年間の航空旅客数が、1948年の航空機就航以来初めて1億人を突破する見通しになった。聯合ニュース(日本語電子版)が韓国国土交通部のまとめとして伝えた。

 それによれば、国際線7296万人、国内線3083万人で計1億379万人に達するという。前年と比べ、国際線は18・8%増、国内線は10・2%増で、全体では16・1%増加したことになる。

 年間航空旅客数は就航以来、平均で10%成長しているという。1987年に1千万人を突破し、20年後の2007年に5千万人を上回り、それから9年で倍増し1億人の大台を超えた。

 聯合ニュースは、2010年以降の国際線の急激な旅客増について、格安航空会社(LCC)と海外の航空会社が牽引(けんいん)していると指摘。事実、10年以降の旅客数増加率の年平均はLCCが57・1%、海外の航空会社が11・6%だった。

JALに“完敗”は悔しい