
英エコノミスト誌(2015年8月21日号)の表紙【拡大】
続いて「お土産店のレジが2カ所文化」。
安倍首相の慰霊演説の前後、中国外務省の女性報道官は、「これ以上不愉快な顔は演じられぬ」と、パフォーマンスの限界に挑戦しつつ?コメントを発表した。
「アジアの被害国にとっては、巧妙なパフォーマンスを何度繰り返しても一度の誠実な反省に及ばない」
「中国など『被害国』との和解には、侵略戦争を発動した日本の誠実な反省が必要だ」
「被害を受けた中国などアジアの国々との和解がなければページがめくられることはない」
国営新華社通信も配信した論評記事で-
《真珠湾での“和解ショー”では、侵略の歴史を過去のものにできない》
《安倍首相は『日米和解』の見せかけを創り出すことで歴史の重荷を投げ捨て、日米同盟を強化しようと目論んでいる》
《演説は『奇襲』の反省や謝罪を拒絶し、歴史背景への言及もなかった》
《安倍首相が『和解の力』『寛容の心』が必要だと訴えたのは、『侵略行為を正しく認識するよう求める正義の声』に対抗するのが目的だ》
「えっ。???」
和解が進んでいないアジアの国々は、中国や韓国などのほんの一部。アジアの国々では、ほとんどの歴代国家指導者が、日本のお陰で列強の植民地支配から解放されたと、とっくに感謝している。歴史の「ページ」は次々にめくられ、置いてけ堀にされているのは中国や韓国の方だ。そもそも、わが国が『奇襲』をかけたのは米軍に対してで、中国共産党軍はその時代、帝國陸海軍より逃げまくっていたのではなかったか。従って、中国に対して《『奇襲』の反省や謝罪を拒絶》するのは至極当然だ。それとも、中国共産党軍が帝國陸海軍から逃げ回った恥ずかしい《歴史背景への言及》をしても良いのかな。