
再生可能エネルギーに関する予算を大幅に減額したトランプ米大統領=米ワシントン、6月29日(AP)【拡大】
予算総額は4兆1000億ドル(455兆円)で、メディアは、健康保険、フードスタンプ(生活保護のため配布される食品購入券)、学費ローン予算の削減案を取り上げている。多くの省庁の予算が減額されているが、なかでも最大の減額幅となったのは環境保護庁で、予算額は82億ドル(9100億円)から57億ドル(6300億円)に31%削減された。
エネルギー省の予算額は5.3%減の280億ドル(3兆1000億円)にとどまったが、これはエネルギー省管轄の原子力関係予算に配分がなされたためで、再エネ、省エネなどの予算は大きく減額か予算措置なしになった。例えば、エネルギー省と環境保護庁が1992年から共同で進めている省エネ製品の製造を促進するプログラム、エネルギースターに関する予算はゼロになった。今までに400以上の事業を取り上げたARPA-E(エネルギー関連先進研究プロジェクト)の予算もなくなった。また、化石燃料関係予算も大きく減額されており、二酸化炭素の回収・貯蔵(CCS)の予算は80%以上削減された。エネルギー省関係予算のうち、再エネ、省エネ、CCSなどに関する予算額は表の通り。