
街頭演説をする、日本共産党の志位和夫委員長=15日、大阪市中央区(門井聡撮影)【拡大】
安倍政権がやっていることは、逆さまだ。そういう外交努力をしないで、やっていることは軍事の話ばっかり。安保法制を発動して、海上保安庁の艦船が米軍の軍艦に燃料を補給したり、防護したりしている。国民の知らないところではじまっている。とっても危ない。
というのは、トランプ政権は軍事的選択肢を隠していない。つまり、先制攻撃を隠していない。一緒に行動している米軍が先制攻撃に踏み切ったときに、自衛隊も戦争に参戦することになる。日本に全体に戦火が及ぶ。そんなことは絶対に許してはいけない。
北朝鮮問題でも、憲法違反の安保法制戦争法はただちに廃止せよ、このことを強く求めたいと思う。どんな問題も外交の英知で解決する。そのための知恵をしぼって世界に働きかける、共産党はそう考えている。どうか共産党をのばしてください。
第2は経済の問題だ。1%の富裕層と大企業のための政治ではなく、99%の国民のための政治を。これが共産党の経済改革だ。党首討論をやると、アベノミクスがいろんなところで議論になった。安倍首相はいろんな数字をあげて「アベノミクスはうまくいっている」と自慢話ばっかり。しかし、皆さん、アベノミクスのおかげで暮らしが助かったなと思っている人はいませんよね。
私は党首討論で安倍さんに言った。「一番大事な数字を2つ言っていない。1つは働く人の実質賃金。もう1つは家計の所得」。安倍政権のもとで一世帯22万円も減った。経済の一番大事なところではないか。結局、アベノミクスがもたらしたのは、強いものを一層強くする。こんな政治はもう終わりにしよう。私たち共産党は格差と貧困を正す、4つの経済改革を実行していく。
1つは増税の廃止だ。こんな時に増税なんてとんでもない。消費税率10%はきっぱり中止せよ。これを突きつけようではないか。富裕層になればなるほど税負担が下がる。おかしいですよね。その富裕層の優遇税制を正しただけで1兆円浮く。