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高級チキンでコンビニ各社攻勢 本家本元ケンタッキーは新商品などで迎撃
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ファミリーマートの店頭に並ぶ「ファミマプレミアムチキン」=東京都豊島区 クリスマス・イブをきょう24日に迎える中、コンビニエンスストア各社がチキンの販売で追い込みの攻勢をかけている。味にこだわった高級チキンを投入したり、期間限定の割引キャンペーンを拡大実施するなど販促活動も強化。ケンタッキー・フライド・チキンをはじめとする専門店から客足を奪うとともに、今後の定番商品に育てようと意気込んでいる。
コンビニが扱うチキンのブームに火を付けたのは、ファミリーマートが10月に発売した「プレミアムチキン(プレチキ)」(170円)だ。独自配合した11種類のスパイスやハーブで味付けし、揚げ油にはコレステロールゼロのオイルを使い、高級感を醸し出した。
発売後2週間で当初計画の3倍となる約800万本を売り上げ、販売を一時休止するほどの大ヒットとなった。18日から800万本限定で販売を再開したところ、チキン商品全体の販売も押し上げられ、「12月は前年比で3倍のチキンを売り上げる」(広報)と自信を見せる。
これに対抗したのがミニストップ。本格的な味にこだわった「極旨フライドチキン」(158円)を11月20日に投入。11種類のスパイスとハーブを使い、従来の商品よりも衣を薄くし肉厚感をアップ。骨と肉の部分に切り込みを入れることでほぐれやすくし、骨付き肉の食べにくさを改善した。
発売後2週間で前年同期比約3.5倍を売り上げる好調ぶりで、25日まではチキン商品4本購入すると100円割引くサービスを展開する。
最大手のセブン-イレブン・ジャパンでは鶏1匹を丸ごと焼いた「丸鶏のロースト」(1980円)が人気だ。「今年はパーティー需要が増えており、3~4人用のオードブルなどの売り上げが前年比の3~5割増となっている」という。25日までは割引キャンペーンも繰り広げ、クリスマス向け商品全体で前年比2桁増の売り上げを目指す。
ローソンでは、ロングセラーの鶏の空揚げ「からあげクン」の20個入りセット「からあげクンバスケット」(840円)を発売。25日までは100円割り引いているほか、一部店舗で昨年販売していた「スモークチキン」(140円)を全店で展開。「期間中のチキン商品全体の売り上げを前年比2倍にする」という。
コンビニ勢の攻勢に対し、本家本元といえるケンタッキーは新商品の「甘辛カリカリチキン」(260円)を26日に投入。果実と野菜でコクを出し、唐辛子などでアクセントを加えた甘だれを使うなど「チキン専門店だからこそのぜいたくな味わい」とアピールする。年末年始に向け、ファミリー層の需要をしっかり押さえる構えだ。