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新型iPhone料金競争始まる KDDIは既存ユーザーに手厚い優遇策

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新型iPhone料金競争始まる KDDIは既存ユーザーに手厚い優遇策

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KDDI(au)の新型iPhoneの発売イベントにゲスト出演した剛力彩芽さん(左)と哀川翔さん  KDDIとNTTドコモ、ソフトバンクの国内携帯大手3社が「iPhone(アイフォーン)」の新モデル「5s」と廉価版「5c」の販売に合わせ、端末価格や通信料金、下取り価格などのサービス内容を一新した。特に800MHz(メガヘルツ)帯の周波数で優位に立つKDDIは、光ファイバーなどの固定通信サービスに加入すればスマホの通信料金を割り引く「auスマートバリュー」と既存iPhoneユーザーへの手厚い優遇策を通じて、顧客の獲得競争を勝ち抜く戦略だ。

 端末価格では「5s」はほぼ横並び、「5c」については各社キャッシュバックを打ち出しているものの、auとソフトバンクにおいては1万円キャッシュバックされ、NTTドコモのキャッシュバック金額を上回る状況。

 通信料金プランはKDDIの場合、月額6755円(基本使用料、ネット接続料、パケット定額料の合計)に、auひかりなどの固定通信サービスに加入していると、auスマートバリューが適用され、当初2年間は同5800円(3年目以降は6300円)で新iPhoneが利用可能だ。

 auスマートバリューは、2013年8月に提携ケーブルテレビ局が、全国の約半数となる200局を超え、全ケーブルテレビ局の加入世帯数でも80%をカバーすることから、多くのユーザーがこの割引対象になる点が強みだ。

 ソフトバンクは、基本はKDDIと同価格設定だが、固定通信サービスとセットの場合、3年目以降が月額6755円となる。このほかNTTドコモは同6555円(基本使用料、ネット接続料、パケット定額料の合計)と、固定通信サービスをセットで使用しない場合は最も安い。

 また、新モデルへの変更を条件に旧モデルを買い取る下取り制度では、KDDIが「iPhone5」(64ギガモデル)の下取り価格を2万8000円とし、NTTドコモの2万円、ソフトバンクモバイルの2万5000円を大きく上回った。

 また、KDDIは「同4S」(64ギガバイト)の下取り価格でも1万9000円と、他社より最大で9000円高く設定、MNPで獲得した顧客の転出を防ぐ狙いだ。

 このほかKDDIは唯一、修理補償サービスも提供、月額390円のauスマートパスを組み合わせることで利用可能とした。

 ただ、3キャリアともさまざまなキャンペーンを通じてお得なプランを用意しており、ユーザーの状況に応じた選択が必要だ。

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