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【クルマ人】“日本人専用”で復活したハリアー 「車離れ」若者らにアピール

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【クルマ人】“日本人専用”で復活したハリアー 「車離れ」若者らにアピール

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 --ハリアーの豊田章男社長の感想は

 「自分の意見と合わない部分もあり、衝突もしたが、最終の意匠が決まったときに、『おー、よくなったね』といわれた」

 --営業現場の評判は

 「9~10月に販売戦略会を開き、約3000人が集まったが、青森の販売店の方が、年間100台売りますと意気込んでくれた。若いセールスマンが『自分で買う車』ともいってくれた。どんどん売れていく、そういう車になっていくと自負している。かつて、旧型のハリアーの購入希望者が、ディーラーと価格の折り合いがつかずその場ではあきらめたが、1年後にまたきて、『なんとか、貯金して買いにきました』といってくれた例もある。280万円からの価格設定は、そうした顧客に応えるためのものでもある」

 有元真人(ありもと・まこと) 京大大学院工学研究科金属加工修了。1984年トヨタ自動車入社。電子技術部でオーディオの設計などを担当。その後、技術管理部、FC技術部などを経て、製品企画本部に異動。タコマ、サーフ、ランドクルーザープラド、レクサスGX、RAV4、ヴァンガードなどのSUV開発を歴任し現職。53歳。岡山県出身。

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