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GM、中国などで新車投入加速 バーラCEO「品質管理を徹底」

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GM、中国などで新車投入加速 バーラCEO「品質管理を徹底」

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 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)のメアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は13日までにフジサンケイビジネスアイの書面インタビューに応じ、成長が続く中国を含め世界で新車投入を加速する方針を示した。一方で乗用車の大量リコール(回収・無償修理)問題を受け、品質管理の強化に取り組む姿勢も強調した。

 バーラ氏は、2009年の経営破綻から販売が復調し、「財務も強固になった」と強調。好調な米国に加え、中国では組立工場の新設を進め今年19車種を投入してシェア拡大を図るなど、「世界中で新車投入を続ける」とし、世界の需要増に対応して資本投資と調査開発で毎年約150億ドル(約1兆5400億円)を投じる計画を表明した。

 ただ、GMは2月に03~07年型の一部車種で約162万台をリコールしたばかり。当局や議会が調査に乗り出すなど波紋が広がる中、バーラ氏は「新車は欠陥がないことが重要だ」と指摘し、品質管理を徹底するとした。

 GMは昨年12月に仏プジョー・シトロエン・グループ(PSA)との資本提携を解消。国際的な再編が加速する中、バーラ氏は「常にオープンだ」として新たな提携相手を模索する考えを示し、日本車メーカーではいすゞや燃料電池で提携したホンダとの関係を当面重視する姿勢をみせた。

 また、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)について、バーラ氏は、円安を武器に輸出攻勢をかける日本を念頭に、為替操作の制裁措置の導入を訴えた。(ワシントン 柿内公輔)

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