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ビットコイン大手取引所、米クラケンがマウントゴックス支援 破産手続きに協力
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記者会見で握手するクラケンのジェシー・パウエルCEO(左)とマウントゴックス破産管財人の小林信明弁護士=26日、東京都千代田区 インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」の大手取引所クラケン(米カリフォルニア州)の代表は26日、東京都内で記者会見し、今年2月に経営破綻した大手取引所「マウントゴックス」運営会社MTGOX(東京都渋谷区)の破産手続きを支援すると発表した。
日本ではMTGOX破綻後、有力なビットコイン取引業者が不在だったが、クラケンが10月に日本向けサービスを始めた。
今回、クラケンは、盗まれたとされるビットコインの調査、マウントゴックス資産の債権者への配当手続きなどに協力する。現時点で、債権者への返済原資は約20万ビットコイン(約88億円)を含めて100億円程度ある。ただ、負債は引き受けず、事業は継続しないという。
会見したクラケンのジェシー・パウエル最高経営責任者(CEO)は、事業を継続しない理由について、「マウントゴックスのブランド力は失われた。ビットコインの信頼を回復するため、債権者への配当を優先すべきだ」と説明した。
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2009年ごろ ビットコインの取引システムが開発される
11年 8月 取引所マウントゴックスの運営会社が東京に設立
13年 9月 米大手取引所「Kraken(クラケン)」が運営開始
12月 ビットコイン価格が高騰。中国の中央銀行がリスク警告
14年 2月 マウントゴックスが取引停止。運営会社が東京地裁に民事再生法適用を申請
4月 東京地裁が運営会社の民事再生法適用申請を棄却し、破産手続きを開始する決定
9月 日本初のビットコイン業界団体「日本価値記録事業者協会」設立
10月 クラケンが日本円とビットコインの取引ができるサービス開始
11月26日 クラケンがマウントゴックス支援を発表