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ガラケー出荷、7年ぶり増加「ファン根強い」 スマホは2年連続で減少

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ガラケー出荷、7年ぶり増加「ファン根強い」 スマホは2年連続で減少

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KDDIが1月19日に発表した従来型携帯電話「アクオスK」  IT専門調査会社のMM総研は3日、2014年に国内で出荷された携帯電話のうち、従来型携帯(ガラケー)が前年比5.7%増の1058万台となり、2007年以来7年ぶりに前年を上回ったと発表した。

 NTTドコモは「従来型のファンはいぜん根強い」(広報)と分析。また、携帯大手の契約プランは「2年縛り」が主流だが、12年にはスマホ出荷台数が過去最高の3042万台に上っており、このうち一定数がタブレット端末と従来型の「2台持ち」に移行した可能性もある。

 一方、昨年のスマートフォンの出荷台数は、従来型からの買い替え需要が一段落したことなどから、5.3%減の2770万台と2年連続で減少した。

 MM総研は「今年は参入が相次ぐ格安スマホや、KDDIに続き大手2社が始める携帯と光回線のセット割引が販売競争の軸になりそうだ」としている。

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