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【株主総会ライブ】シャープ(9)「鴻海の出資受けるべき」「日本電産と合併を」…株主のきつい提案が続く
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シャープの定時株主総会に向かう株主たち。総会では、怒りが収まらない株主の姿も=23日午前、大阪市西区(竹川禎一郎撮影) 《開始から2時間が経過しても株主質問が続く》
男性株主「取締役候補について聞きたい。仲良し3人組と言われている社長、副社長(2人)を残すのはなぜか。がまんできないんですけど」
《男性株主は、水嶋繁光副社長が代表権のない取締役会長に就き、大西徹夫副社長は取締役を外れ、副社長として残る議案に疑問を呈した》
高橋興三社長は「社長、副社長は仲良しなんかでやっておりません。メディアが書いているだけ。水嶋は渉外をメーンにやる。大西副社長は、シャープの売上の3分の1を占める液晶事業を支え、構造改革に専念する」と理解を求めた。
男性株主は質問を続けた。
男性株主「堺工場を黒字にした台湾の電子機器受託製造大手、鴻海(ホンハイ)精密工業の出資を受けないのはなぜか」
「鴻海とは2年前に携帯電話事業を中国で一緒にやったが、日中間の政治問題で日本のスマートフォンが売れなくなり断念した。決して一緒にやることを拒否しているわけではない」
《さらに質問を募ると、続々と株主が挙手している様子。冒頭と同じ株主が、今期の赤字見通しについての一部新聞記事に納得がいかない様子で事実確認を迫った》
高橋社長「憶測で報じられたものだろう。決算内容も事業撤退も、決まっていないことは発表できない」
《男性株主の長引く質問に、会場から「退場」とやじが上がり、男性も「誰や」とやり返すが、高橋社長に質問を打ち切られた。ほかの株主が質問に立った》
男性株主「液晶への過剰投資に不景気や円安が重なり、経営が裏目に出て株価が下がっていった。社外取締役は、経営行動を監視し、利益のためのアドバイスをしてほしい」
「あと片山幹雄元シャープ社長が日本電産の副会長に迎え入れられた。日本電産と合併することも再生の方法ではないか」
高橋社長は、日本電産との合併提案については「そんな話をしている事実はありませんが、いろんな企業との提携や合弁を拒否しているわけではない。シャープ単独にはこだわっていない」