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【株主総会ライブ】シャープ(5)株価下落に怒る株主 「減資して中小企業に…そんな姑息なやり方あるか」
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シャープの定時株主総会に向かう株主たち。総会では、怒りが収まらない株主の姿も=23日午前、大阪市西区(竹川禎一郎撮影) 《質疑応答では、株価下落に対する株主の怒りが爆発する》
男性株主「株価が320円のときに株を買ったが、いまは160円程度だ。従業員が5万人もいる大企業が資本金を5億円にし、(1億円以下の)中小企業のようになって業績を回復しようとする。こんな姑息(こそく)なやり方があるのか。株主をばかにするのもいい加減にしろ」
高橋社長「資本金を5億円に落とすが、5億円は中小企業ではない。大企業として運営する。大きく落ちた株価に対しては本当に申し訳ない。反省したい」
男性株主「株価下落の責任をとって、高橋社長はお辞めになったらどうか」
高橋社長「お怒りはわかるが、私を先頭に立てていただいて、役員が一丸となって株価が上がるように、なんとしてもがんばっていきたい」
《この男性株主はさらにヒートアップ》
男性株主「がんばるだけで株価は上がるのか」
高橋社長「必ず株価は上げる」
《怒りのおさまらない男性株主はさらに質問を続けるが、高橋社長が時間切れを理由に質問の打ち切りを宣言する》
男性株主「シャープが赤字やから質問を続けてるんや。高橋さんは辞めたらええんや」
《男性株主はなかなか席に戻らない。会場からは早く質問をやめるようにと高橋社長に助け舟となるヤジも出た》
高橋社長「これ以上発言を続けると退場にします」
《しばらく騒動が続いた後、会場はようやく落ち着きをみせる。別の男性株主が質問を始める》
別の男性株主「巨額赤字について幹部がどれだけ反省しているのか、いっこうに伝わってこない。今後はどうやって生きていこうとしているのか。液晶なのか、家電なのか、他の分野なのかについてもまったく感じ取れない。高橋社長には夢を語ってほしい。せめて夢を持って帰りたい」
高橋社長「責任については今年2月から役員報酬を下げている。社長の私は報酬55%カットで、7~9月は70%カットで責任をとっている。その後の報酬幅は9月に決める。夢を語ってほしいとのことだが、液晶だけでなく、家電でも日本ではいい地位をもらっている。(液晶テレビの)アクオスは1位のシェア、白物家電もプラズマクラスターとか強い技術がある。全世界包囲網ではなく、すべてのポイントを日本とアジア、特に先進的なものは日本に集中していく。今後も矢継ぎ早に商品を出していくので期待していただきたい」