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美しすぎる検事総長… 緊迫のクリミアに日本から“萌え”攻撃

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美しすぎる検事総長… 緊迫のクリミアに日本から“萌え”攻撃

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 ロシアへの併合問題で揺れるウクライナ南部クリミア自治共和国の検事総長に11日、ナタリヤ・ポクロンスカヤさん(34)が就任した。何人もの男性が尻込みしたハードな役職だが、ナタリヤさんは金髪に大きな青い瞳の美女。さっそく日本のネット民が食いつき、「美しすぎる検察トップ」の萌(も)えイラストが世界中にあふれる事態となっている。

 政情不安が続くクリミアでは、検事総長はさまざまな勢力との対決が必要となるため、危険と隣り合わせの立場だ。そのため、これまで4人の男性が任命されながら就任を拒否している。そこで、大学を卒業してから12年間、検察官としてギャング団の裁判など重犯罪を担当してきたナタリヤさんに白羽の矢が立った。

 「取り調べ受けたい」

 遠く離れた国の検事総長と日本のネット民の間に、普通は何の接点もない。しかし、就任直後に開いた記者会見の様子が動画サイト「ユーチューブ」の日本語版に投稿されてから、あっという間に人気が急上昇。ナタリヤさんの暗殺計画が発覚し、オフィスが自動小銃を持った兵士に警護されているという命がけの勤務状況も伝えられたが、それ以上に、若さと美貌への関心が高まった。

 会見で、軍服にも似た検事総長の制服をきりりと身にまとい、ときにあどけなさを感じさせる表情を浮かべながら話したナタリヤさんは、確かにアニメに登場するキャラクターのように見える。いかにも検事総長らしい強面(こわもて)のイメージはない。

 この動画は、これまでに70万回近く再生され、「なんてかわいい検事総長なんだ」「16歳ぐらいにしか見えない」「コスプレイヤーなの?」といったコメントが数多く寄せられた。中には、「彼女のためならクリミアに行きたい」「ナタリヤの取り調べを受けてみたい」などの熱烈な書き込みもみられた。

 こうなると、あとはお定まりのコースだ。ナタリヤさんをアニメ風に描く萌えイラスト職人が出現、さらに人気が沸騰した。イラストは会見時の姿を題材にしたものが多いが、ミニスカートをはいたものや、ナタリヤさんの姿を描いた抱き枕を手にして笑うプーチン露大統領など、さまざまなバリエーションがある。

 これに今度は、ロシアのタス通信や英BBCなどが食いついた。「ナタリヤさんが美しすぎる検察トップとして日本のネット上で大人気だ」「日本アニメのキャラクターの女性像とぴったりらしい」と報じ、ナタリヤさんに各国メデイアからの取材申し込みが殺到した。

 当人は当惑気味

 この状況を受け、ナタリヤさんは記者会見で、「私はアニメの主人公じゃない」と異例の発言をする事態に。ロシアの国営ラジオ局、ロシアの声は「私は私を検事総長として認めてほしい、私の働きぶりをもって評価してもらいたい。そうなるように努力します」と語ったと伝えた。

 ところが、この発言がさらに人気をヒートアップさせ、一部の掲示板で「肩肘はっちゃうところがたまらない」などの書き込みが相次いだ。

 最近では、地元ロシアでもナタリヤさんのファンが急増し、欧米発のイラストの投稿も増えている。ただ、世界情勢を踏まえ「クリミア併合を世界が非難しているのに不謹慎すぎる」「検事総長をアイドル扱いして遊んでいる場合じゃない」など、批判的なコメントも掲示板などで多数見受けられる。

【用語解説】クリミア自治共和国

 ウクライナ南部のクリミア半島に位置し、ロシア系住民が多い。欧州連合(EU)との統合強化をめぐってウクライナが混乱し、親ロシア政権樹立を狙うロシアの軍事介入が強まった今月17日、議会がウクライナからの独立とロシアへの編入要請を決議。翌18日にロシアのプーチン大統領が併合を宣言した。日米欧はロシアを強く非難し、さまざまな制裁措置を発動している。

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