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外食、食品、体験も節約 会員制の割引サイト
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割引商品を扱うインターネットの会員制サイトが増えている。レストランからエステなどの体験サービスまで幅広い品ぞろえで、5割引き以上の商品もある。ネットを賢く利用して割引商品を見つければ生活費の節約につながりそうだ。(油原聡子)
埼玉県川口市の会社員の女性(34)は12月上旬、友人との食事の際、割引チケット共同購入サイトの「ポンパレ」を利用した。東京・新橋のインド料理店のチケットを購入。通常価格3300円のコースが5割引きの1650円に。女性は「食事のときはいつもネットで割引商品を探すようにしています」と話す。
ポンパレはリクルートライフスタイルが運営している。期間限定のチケットを大勢で買うことで価格が安くなる仕組みだ。グルメや旅行、エステ、美容院、コンサートのチケットなどから食料品や家電など物販まで幅広く扱っている。1日に扱う商品は700種類以上で、基本的に5割引き以上の価格設定。販売期間は平均1週間。
チケットの有効期限は2~3カ月あるため、自分の都合に合わせて使うことができる。購入当日に使えるチケットもあり、スマートフォン(高機能携帯電話)からは自分がいる場所の近くにある商品やサービスを検索することもできる。
ポンパレの谷紗妙佳・プロデューサーは「都市ごとに商品が分かれているので、自分のよく行く街だけでなく、ポンパレでチケットを買って、旅先で使う人もいますよ」。
高級感や非日常を感じられるサービスを特別価格で提供しているのが、ギルト・グループが運営する「ギルト・シティ」だ。平成22年12月にスタートし、会員は現在170万人に上る。レストランやエステなど主に東京での体験型サービスを提供している。
市場より安い価格の商品・サービスもあるが、同社オリジナルの商品を打ち出しているのが特徴。過去に販売された「ル・クルーゼクッキングレッスン」は料理教室2時間に加え、ル・クルーゼの2万3千円相当の鍋などが付き、1万7千円だった。
ギルト・シティのゼネラルマネージャー、岩崎智子さんは「価格競争というより、ギルト・シティを通じて上質な非日常を提供できればと考えています」。
商品を安価でお試しできるとして人気なのが、オールアバウトライフマーケティング(東京都渋谷区)が運営しているサンプル百貨店の「ちょっプル」だ。飲料や加工食品などの商品を半額~3分の1程度の値段で提供。飲み物なら24本セットなどまとめ買い形式の商品が多く、購入者がおすそ分けをするケースも多いという。
企業は無料で商品提供をしているが、消費者に商品を知ってもらえるため、企業にもメリットがある。商品の利用を習慣化させることで、その後の購入につなげることもできるという。
日清オイリオ(中央区)は今秋、ちょっプルにドレッシングを提供した。量の調整がしやすいよう容器を工夫しており、実際に使うことで良さが分かる商品だ。同社担当者は「売り場に置くだけでは新商品は手に取ってもらえない。ちょっプルなら関心を持っている人に届けられる」と話している。
日頃から節約を意識している人が9割以上に上ることがアサヒグループホールディングス(東京都墨田区)の調査で分かった。
調査は1~2月に実施し、20歳以上の男女839人が回答した。
それによると、日頃から節約を意識しているか尋ねると、「強く意識している」(28.7%)、「まあまあ意識している」(64%)を合わせて9割以上が節約を意識していた。現在、節約をしていること(複数回答)で最も多かったのが「節電」(81.4%)。「節水」(54.2%)、「外食費・飲み代を抑えている」(51.3%)が続いた。