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塩分控えながら旬を味わう ブリと大根のステーキ バルサミコソース仕立て

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塩分控えながら旬を味わう ブリと大根のステーキ バルサミコソース仕立て

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 【牧野直子の健康ごはん】

 ブリと大根といえば、富山の郷土料理として知られる「ブリ大根」がおなじみです。どちらも冬が旬。脂ののったブリと甘みの増した大根をしょうゆなどで煮ます。あめ色の大根は味が染みて美味ですが、気になるのは塩分です。レシピにもよりますが、1人分でしょうゆを大さじ1は使うので、それだけでも塩分は2.3グラムになります。塩分の摂取目安量は1日男性は9グラム未満、女性は7.5グラム未満なので、1品で女性の塩分摂取目安量の1/3ほどになります。もちろん、組み合わせる料理や、ほかの食事で塩分を控えれば問題はありません。

 そこで今回は同じ材料を使いながら、洋風にして塩分を控える工夫をしてみました。煮物は材料の中にまで味をしみ込ませるので、その分の調味料が必要になりますが、ブリの表面に塩をふれば、塩分を控えることができます。また、焼く際にオリーブ油を使い、風味やコクをプラスします。そして、しょうゆベースのソースですが、酸味とコクのあるバルサミコ酢を使うことで、1人分しょうゆ小さじ1でも十分にブリと大根を味わうことができるソースになります。こういった工夫をすることで、1人分の塩分は1.4グラムになります。

 これに、もう1品のねぎのクリームスープとトマトのサラダ(トマト1/2個を食べやすく切って、ドレッシングを大さじ1/2かける)、ごはんを組み合わせると、塩分約2.6グラムの献立になります。

 年末年始は外食も多くなり、塩分の摂取量も増えがちです。家での食事では、少しでも気をつけたいものですね。(文:管理栄養士 牧野直子/撮影:今泉有美子/SANKEI EXPRESS

 ■まきの・なおこ 料理家、管理栄養士、ダイエットコーディネーター。「スタジオ食」代表。1968年、東京生まれ。女子栄養大学卒。おいしくてからだに優しく、元気になるレシピ、健康的なダイエット方法まで提案し、幅広く活躍中。著書も多数で、近刊は「適塩・低カロリー ひと目でわかる料理手習い帳」(池田書店)、「100歳までボケない常備菜で10分レシピ」(家の光協会)。

 ≪ブリと大根のステーキ バルサミコソース仕立て≫

 ※298kcal、塩分1.4グラム(1人分)

 【材料】(2人分)

ブリ      2切れ

塩、こしょう  各少々

小麦粉     適宜

大根      3センチ(1.5センチ厚さに切り、十字に切れ目を入れ、ラップをしレンジで2分加熱する)

オリーブ油   小さじ2

A(バルサミコ酢、しょうゆ、はちみつ 各小さじ2)

クレソン    1/2束(食べやすく切る)

 【作り方】

〔1〕ブリに塩、こしょうをふり、小麦粉を薄くまぶしてオリーブ油で香ばしくソテーし、取り出す。大根も一緒に焼く。

〔2〕同じフライパンをきれいにふいて、Aを入れて煮詰め、〔1〕にかけ、クレソンを添える。

 【ワンポイント】

☆バルサミコ酢がなければ、黒酢でもよい。

☆このソースはアジやイワシ、サバなどの青背魚、鶏や豚肉のソテーにもあう。

 ≪ねぎのクリームスープ≫

 ※95kcal、塩分0.9グラム(1人分)

 【材料】(2人分)

ねぎ     1本(5ミリ幅の小口切り)

バター    小さじ1

小麦粉    大さじ1/2

水      3/4カップ強

コンソメ   大さじ1/4

牛乳     1/2カップ

ローリエ   1枚

塩・こしょう 各適宜

 【作り方】

〔1〕鍋にバターを熱し、ねぎを炒める。

〔2〕しんなりとしたら、小麦粉を加えてなじませ、水とコンソメを加えて煮込む。軟らかくなったら牛乳、ローリエを加えて、とろりとしてきたら塩・こしょうで味を調える。

 【ワンポイント】

☆ねぎはしっかり炒めて甘みを引き出す。

☆ローリエはなければ入れなくてもよい。

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