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リアルな出会い求める「闇コン」 声、雰囲気…視覚に頼らず相手を判断

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リアルな出会い求める「闇コン」 声、雰囲気…視覚に頼らず相手を判断

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最後には最初の緊張からは想像できない打ち解けた雰囲気に=2013(平成25)年12月12日、東京・高田馬場「10°cafe」(4大学合同「チームVEST」有志学生記者撮影)  【Campus新聞】

 「闇コン」終了後、参加者にアンケートを行った。結果は以下の通り。

 恋人選びの基準に変化

 Q1 これまでの合コン参加回数は?

 「初めて」……91%

 Q2 恋人を選ぶ際に重視するポイントは(複数回答可)

 「性格」………83%

 「顔」…………53%

 「スタイル」…50%

 「声」…………41%

 Q3 連絡先カードを渡す際の決め手は(複数回答可)

 「雰囲気」……42%

 「声」…………17%

 Q4 闇コン参加前後で恋人選びの基準に変化はありましたか

 「はい」………17%

 「いいえ」……83%

 Q5 普段の明るい状態と薄暗くて視界が制限されている状態では気持ちに変化がありましたか

 「はい」………33%

 「いいえ」……50%

 アンケート結果からも分かるが、チームのメンバーと同様に今時の学生はほとんどが「合コン未経験者」なのだ。

 そんな男女が恋人を選ぶ際に最も重視するのは「性格」だったが、「顔」や「スタイル」といったビジュアルで選ぶ人も少なくない。そして、「声」が41%で4番目に入った。

 特殊な環境を通じて

 今回の「闇コン」は、普段は相手を判断する上で重要な視覚という要素が制限されていた。誰にカードを渡すかは、「雰囲気」と「声」で決めるしかなかったことが、アンケートからも分かる。

 「闇コン参加前後で恋人選びの基準に変化はありましたか」との質問に「はい」と答えた人の理由を見ると、「話すときに目を見て表情を読み取らなければならなかったので、目を見て話す人に好印象を持つようになった」や「会話が盛り上がるかどうかで恋人を選ぼうと思うようになった」といった回答があった。

 「普段の明るい状態と視覚が制限される状態の気持ちの変化」でも、「顔が見えないのでいろんな観点から人を見ることができた」「普段は重視しない声をよく聞き、その人を判断した」といった声が聞かれた。

 普段は視覚に頼ってビジュアルで判断している人も、「闇コン」では、その人からにじみ出てくる雰囲気に敏感になったり、その人の声に耳を澄ましたりするようになる。

 参加者には、「闇コン」という特殊な環境を通じて、今回のイベントの趣旨でもある、よりリアルな交流を実感してもらえたのではないだろうか。(今週のリポーター:4大学合同 「チームVEST」有志学生記者/SANKEI EXPRESS

 【編集後記】

 ■人とのつながりを実感

 今回、就活を通じて知り合った初対面のメンバーとゼロからイベントを立ち上げ、主催することを経験した。準備期間が短く、イベントの告知などで苦労もあったが、メンバー全員の協力でイベントは無事成功した。準備作業を通じ、社会人となる前に、「報告・連絡・相談=ホウレンソウ」の大切さを知り、社会は人と人とのつながりで成り立っていることを実感できたような気がする。

 そして、参加者からは、実際に声を交わし相手の目を見てコミュニケーションをとることの大切さを「闇コン」というイベントを通して、楽しみながら実感できたという声が聞けたことが何よりもうれしかった。確かにLINE、Facebook、Twitterといったコミュニケーションツールは便利だが、雰囲気とか、リアルなコミュニケーションでなければ伝わらないことは多い。これからもリアルなコミュニケーションを大切にし、楽しんでいきたい。(今週のリポーター:4大学合同 「チームVEST」有志学生記者)

取材・記事・写真:高橋理佳子(獨協大学2年)、武富紗弥子(東洋大学2年)、田辺健太(早稲田大学3年)、高澤慧伍(早稲田大学3年)、松崎俊祐(城西大学1年)、中村知嗣(東洋大学1年)

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