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【都知事選】告示後初の選挙サンデー 福祉・脱原発…候補者、懸命に訴え

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【都知事選】告示後初の選挙サンデー 福祉・脱原発…候補者、懸命に訴え

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東京都知事選で、候補者の演説に耳を傾ける有権者ら=2014年1月26日、東京都豊島区(蔵賢斗撮影)  東京都知事選(2月9日投開票)の立候補者は告示後初の「選挙サンデー」となった1月26日、都内各地で街頭演説を行った。特定の話題をアピールする人、幅広いテーマで支持を求める人…。主な候補者4人の演説内容を追った。

 舛添氏、経験を披露

 「福祉はおまかせください!」。元厚生労働相の舛添要一氏(65)はこの日、日野市の京王線高幡不動駅前で行った街頭演説で、福祉政策を重点的に訴えた。

 産経新聞社が(1月)23、24両日に実施した世論調査などでは、都民が最も重視する政策テーマは「少子高齢化や福祉」がトップの26.8%だった。これを念頭に置いたかのように序盤情勢でリードする舛添氏は厚労相時代や自らの子育て・介護の経験を披露。「待機児童が多いのが東京だ。知事にしてもらえれば4年間でゼロにする」とアピールした。

 2020年東京五輪や災害対策も少し触れたが、告示日の「第一声」と同様、原発・エネルギー問題の言及はゼロだった。

 細川氏、五輪とからめて

 元首相の細川護煕(もりひろ)氏(76)は、旗印の「脱原発」に大半の時間を費やしてきた。26日も「脱原発」で共闘する小泉純一郎元首相(72)と並び、“おばあちゃんの原宿”で知られる巣鴨(豊島区)の地蔵通り商店街の近くで演説を行った。

 細川氏は「五輪関連施設は全部、自然エネルギーを使っていく」と五輪と脱原発をからめてアピール。この2つに演説の半分以上を費やし「原発問題は知事選のテーマではないという人がいるが、冗談ではない。事故後、東京の一部では水も電気も止まった。まさに東京の問題だ」と訴えた。

 ただ、拍手が多いのは細川氏よりも、「必ず逆転できる」と絶叫した小泉氏のほうだった。

 宇都宮氏、集団的自衛権も

 特定のイメージ先行を払拭する陣営も目立った。

 元日弁連会長の宇都宮健児氏(67)は、多摩市内のデパート前で行った街頭演説で、「福島原発で発電された電力を一番使っていたのは都民だ。大きな責任を負っている」と語り、原発・エネルギー問題に最も多くの時間を割いて訴えた。

 だが、弁護士としての消費者金融問題の実績や災害対策のほか、集団的自衛権の行使容認反対など話題は多岐にわたった。その分、景気や雇用には触れず、東京五輪も「脱原発」の必要性の中で触れる程度。「脱原発だけでは票は出ない」(陣営幹部)として、幅広い層の掘り起こしを狙う。

 田母神氏、災害対策前面に

 災害対策を前面に出している元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄氏(65)はこの日、新宿駅前(新宿区)で行った演説では福祉に力点を置いた。幅広い層の支持を得るため、休日で家族連れが多い繁華街という状況を踏まえたようだ。

 田母神氏は「働く女性と専業主婦の両方が、子供を産んで育てようと思える東京をつくりたい」とアピール。五輪成功や景気対策とからめて災害対策の重要性も訴えたが、「あまり知らない人だったが、女性のことも考えているという印象だった」(20代女性)と、「災害対策だけではない」という陣営の狙いは着実に浸透しているようだ。(SANKEI EXPRESS

 【東京都知事選】(届け出順)

ひめじけんじ  61 建物管理業  無新

宇都宮 健   67 元日弁連会長 無新[共][社]

ドクター・中松 85 発明家    無新

田母神 俊雄  65 元航空幕僚長 無新

鈴木  達夫  73 弁護士    無新

中川  智晴  55 1級建築士  無新

舛添  要一  65 元厚労相   無新

細川  護煕  76 元首相    無新

マック赤坂   65 政治団体代表 諸新

家入  一真  35 起業家    無新

内藤  久遠  57 元派遣社員  無新

金子  博   84 元ホテル経営 無新

五十嵐 政一  82 社団法人役員 無新

酒向  英一  64 元瀬戸市職員 無新

松山  親憲  72 元高校教諭  無新

根上  隆   64 元中野区職員 無新

 ※年齢は投票日現在の満年齢。四角囲み文字は推薦政党

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