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初夏の装い 色、柄、素材をMIX×MIX ファッションディレクターの関本美弥子さんに聞く

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初夏の装い 色、柄、素材をMIX×MIX ファッションディレクターの関本美弥子さんに聞く

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「マトリョーシカ」のドレス(3万9000円)とカーディガン(3万2000円)は、ガーリーな印象の色と柄の組み合わせ=2014年3月3日、東京都中央区(伴龍二撮影)  【トレンドを着こなそう!】Vol.8

 ≪遊び心ある組み合わせで楽しい旅に出よう!≫

 トレンドアイテムや旬の着こなしを、東京・松屋銀座の東京生活研究所のファッションディレクター、関本美弥子さんに聞く連載の8回目。今回は、間もなく到来するゴールデンウイークの旅にぴったりな初夏の装いを紹介。脱定番、ちょっと冒険気分で、色や柄、素材もさまざまにミックスしたアグレッシブな着こなしに挑戦してみませんか?

 今季の旬は、ボーダーやストライプ、幾何学柄などリズミカルな模様に、アニマルやフラワーといった全く異なるモチーフをぶつけて「柄」と「柄」をコーディネートする着こなしだ。難易度が高いが、成功のコツは色の選択にあるという。

 「異なる柄どうしの組み合わせでも、両方に1色でも共通の同系色を入れるようにすると、程よくまとまった印象になります」と関本さん。

 同系色入れてつなぐ

 例えば、レモンイエローや柔らかな赤など優しい色を使ったボーダー&ストライプ柄が爽やかな「マトリョーシカ」のプリントドレスと、フラワー柄のカーディガンは、異なる柄どうしの組み合わせで遊び心のあるコーディネートだが、カーディガンのピンクとドレスの赤色系のストライプが程よくつながりを生み、こなれた印象に。

 また洋服どうしの組み合わせだけでなく、シューズやバッグなどの小物と、洋服とで「柄×柄」の組み合わせを試みる場合も、この「同系色を1つ入れてつなぐ」を意識すれば成功率がぐんと高まる。

 「TARO HORIUCHI」のスエット素材のセットアップは、トップスの脇にジッパーをあしらった、まさに旬のスポーツテイスト。上下ともにグレー地にグリーン系の糸でエレガントなつたの模様が刺繍されている。その足もとに合わせた、カスタニエールのサンダルはつたとは異なる個性的なトロピカル柄だが、鮮やかな緑色がお互いのつながりを生み、新鮮な印象の組み合わせだ。

 ポップアート風トート

 東京では森美術館で開催中のアンディ・ウォーホル展が大盛況。ポップアートやタイポグラフィー(デザイン性の高い文字)といった「アート系」の柄にも是非挑戦してみたい。

 若い女性に人気のブランド「ミュベール」のトートバッグは、迷彩柄の地模様に、鮮やかな蛍光色のフラワー柄を重ねている。インパクトのあるフラワー柄はウォーホル作品のような趣で、ポップな印象だ。

 おしゃれにUV対策

 またイタリアのブランド「アルテア」のタイポグラフィー柄ストールは、今季流行の爽やかな「白」で、トレンドが詰まった1枚。

 この時期ストールは、外出時の紫外線対策に役立つが、関本さんが薦めるのは、ストールのほか、帽子やサングラスもおしゃれに取り入れたUV対策だ。帽子もサングラスも色や素材が豊富にそろった今年は、定番ではなく遊び心のある選択をしたい。

 白系統の小物で

 「サングラスもハットも、お薦めのカラーは新鮮な白」と関本さん。特に「キャサリナ.M」の白いハットは見た目が爽やかなだけでなく、紙素材で軽快なかぶり心地。「こうした白系統の小物は、シューズやスカートにも白を取り入れると、全体のバランスがよくなりますよ」

 今回はしわになりにくい素材で、着心地もよい、旅先の装いに向くアイテムを中心に紹介した。ゴールデンウイークは、旅とともに新鮮な着こなしも楽しんでみてはいかがだろうか。(津川綾子/SANKEI EXPRESS

 ■せきもと・みやこ 1986年、米国トーメン入社。マーケティング業務などに携わる。89年、レナウン入社。レディースウエアの企画・立案などを経て98年から現職。百貨店、松屋銀座へのファッションディレクション、海外コレクション視察・分析、新規デザイナーの発掘などを手がける。

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