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「あなたに興味なし」英語では直接的に Steve Mogi

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「あなたに興味なし」英語では直接的に Steve Mogi

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 【対話の達人】

 先日、出張でアメリカ西部に行きました。朝昼晩とハンバーガー系の食事。3日目にして早くもお茶漬けが夢に登場です。様子を察した方がなんと居酒屋に連れて行ってくれました。テーブルにつくと隣には、30代と思われる2人組のアメリカ人女性。日本酒を飲んでいます。銘柄は「男山」。英語メニューの直訳「A man of mountain」にちょっと笑う。100ミリリットルくらいのグラスでしたが、その女性、ウエートレスを呼んで「このお酒、おいしいけど量が少ないのよね」と一言。さらに食事が運ばれてきたときも、「私のいつも行っている居酒屋はこの倍は入っていて同じ値段なのよね」と酒量に相当不満があるご様子。帰り際に私にも話しかけてきて同じことを言っていました。

 欧米では自分の思ったことを直接的な表現で口に出すのは決して悪いことではなく、ごく自然なことです。対応したウエートレスも困惑せず、「マネジャーに伝えておきます」とさらっと答えていました。

 日本人の発想で英語を話すと、意味は通じても意図が伝わらないことがあります。例えば、デートの誘いを断るには「母が上京してきて一緒に食事をすることになっているので」ではダメ。「映画にもあなたにも興味はないの」と言わないと意図は伝わりません。

 特にビジネスの世界では致命的で、曖昧な表現を続けていると相手は、何かを隠しているのではとさえ思います。伝える順番も重要です。相手に一番理解してもらいたいことを最初に簡潔に述べ、理由や詳細はその後に伝えることをお勧めします。

 また非言語対話の文化の違いも頭に入れておきましょう。例えば、日本ではあいさつのときにお辞儀をし、座って話すときは足を組みません。欧米では握手をし、足を組むのはごく自然な行為です。こうした違いを理解すれば、発音が悪くともきっと意図は伝わります。(ICT教育研修研究所所長 Steve Mogi/SANKEI EXPRESS)

 ■茂木康有(ICT教育研修研究所所長) 米独豪州の企業5社で延べ30年勤務。2010年にICT教育研修研究所を設立し、企業、学校などを対象に研修、セミナーを行っている。ictraining.jp

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