SankeiBiz for mobile

ストレスなく相手の立場に立つ方法 Steve Mogi

ニュースカテゴリ:EX CONTENTSの経済

ストレスなく相手の立場に立つ方法 Steve Mogi

更新

 【対話の達人】

 家庭、職場などで常に相手の立場に立って物事を考えることができれば、争いごとは少なくなるので、そう心がけたいものです。しかし、マザーテレサのような寛大な心を持ち続けるのは難しいのが現実です。なぜなら相手の立場に立って物事を考えるということは、あなたの考えや行動を変えたり抑えたりするする必要があるからです。トラブルは避けられたとしても、ストレスがたまり、あなたの精神衛生環境には良くないかもしれません。

 そこで「発想の転換」をしてみてはいかがですか。「相手の立場に立って考える」のではなく「相手の思考パターンを考える」という方法です。あなたがこう言ったら(行動したら)相手はこう反応するだろうと考えるのです。この方法だと、ある程度自分の思い通りの言動を取ることができます。

 分かりやすい例で考えてみましょう。あなたは焼肉を食べたいのですが、相手は体重を気にして和食が食べたいとします。

 「カプサイシンって知ってる。脂肪を燃やしてダイエットや美肌効果があるんだって。新しくできた焼肉屋にこれがたっぷり入った料理があるから行かない?」

 相手も納得し争いにならず、あなたは焼き肉を食べることができます。結果として、相手の立場に立ったのと同じ言動になります。実は自分中心の考え方であるにもかかわらず、良好な関係も保てるのです。

 先日、妻に夕食に「肉ジャガが食べたい」と言ったところ、「あなたが作った青椒肉絲(チンジャオロウスー)はほんといつもおいしいわ」と言われ、つい作ってしまいました。食べ終わってから気づきましたが、私が食べたかったのは肉ジャガのはず。まあおいしかったので結果オーライ!(ICT教育研修研究所所長 Steve Mogi/SA NKEI EXPRESS)

 ■茂木康有 ICT教育研修研究所所長。米独豪州の企業5社で延べ30年勤務。2010年 にICT教育研修研究所を設立し、企業、学校などを対象に研修、セミナーを行っている。ictraining.jp

ランキング