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女性への無神経な発言顧みて 映画「マダム・イン・ニューヨーク」 シュリデヴィさんインタビュー

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女性への無神経な発言顧みて 映画「マダム・イン・ニューヨーク」 シュリデヴィさんインタビュー

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「英会話の上達に年齢は関係ない。死ぬ気でやるのが大事」と語る、インドの国民的女優のシュリデヴィさん=2014年5月29日、東京都新宿区(大山実撮影)  英語が苦手なインド人の専業主婦がひょんなことから訪れたニューヨークで繰り広げる英会話奮戦記「マダム・イン・ニューヨーク」(ガウリ・シンデー監督)。主演したインドの国民的女優、シュリデヴィ(50)は「子育てで女優業を休んでいたので、映画の出演は15年ぶり。でも休業中は大好きな映画を見て、演技の勉強を怠りませんでした」と声を弾ませ、復帰作に手応えを感じている。

 英会話奮闘記

 ずば抜けて料理が得意な専業主婦、シャシ(シュリデヴィ)は、インテリ気取りの高慢ちきな夫、サティシュ(アディル・フセイン)と2人の子供のために尽くしてきたが、家族の中でシャシだけ「英語が話せない」という理由で執拗にばかにされ、自尊心を踏みにじられていた。そんなある日、ニューヨークで暮らす姉から、めいのラーダ(プリヤ・アーナンド)の結婚式の手伝いを頼まれ渡米することに。現地で英語が通じずパニックとなってしまったシャシは一念発起。「4週間で英語が話せる」とうたう英会話学校を見つけ、姉に内緒で通うことを決意する。

 日本の都議会では最近、議場で発言する女性議員に心ないやじを飛ばし、女性の尊厳を傷つけた男性議員が批判を受けているが、インドにも似たような男性はたくさんいるらしい。シュリデヴィの説明では「インドの典型的な男性像は、作品で描かれたように女性に無神経な言動を繰り返し、人格を深く傷つけてしまうという残念なものなのです」。世界中の男性がこの作品を見て、女性への発言を顧みるきっかけとなればと願っている。

 演技でも不倫はダメ

 では、あなた自身の夫は? と水を向けると、待ってましたとばかりに「幸運なことにサティシュとは逆で、私の考えを尊重してくれました」と語り、頬を緩めた。映画プロデューサーを夫に持つ彼女は、子育てに明け暮れる日々にあっても撮影現場にしばしば足を運んだという。「撮影に立ち会ったり、編集前の映像も見せてもらったり。映画を勉強する機会はいっぱいあり、女優を休んでいたという意識がまるでありませんでした」

 英会話学校では、クラスメートのフランス人(メーディ・ネブー)がシャシに恋心を打ち明ける。シュリデヴィ自身は彼のアプローチを悪くは思わないというが、演じるシャシの感情表現には二の足を踏んだ。「私の子供も作品を見ます。演技でも不倫はだめです」。ロマンチックなムード全開の愛情表現を望んだ監督に、現場で何度も「だめ」とくぎを刺したという。6月28日から東京・シネスイッチ銀座ほかで全国順次公開。(文:高橋天地(たかくに)/撮影:大山実/SANKEI EXPRESS

 ■Sridevi 1963年8月13日、インド生まれ。本名はシュリデヴィ・カプール。母の勧めで4歳のとき子役デビュー。その後もコメディー、サスペンス、アクション、ダンスとジャンルを問わず活躍してきた、ボリウッド映画界の伝説の女優。女優業を1度休業してカムバックした本作は本国で大ヒット。2012年トロント国際映画祭の観客賞にノミネート。

 ※映画紹介写真にアプリ【かざすンAR】をインストールしたスマホをかざすと、関連する動画を視聴できます(本日の内容は6日間有効です<2014年7月1日まで>)。アプリは「App Store」「Google Playストア」からダウンロードできます(無料)。サポートサイトはhttp://sankei.jp/cl/KazasunAR

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