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もっと知りたいフジロック あなたも歴史の目撃者に
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昨年の野外音楽フェスティバル「フジロック・フェスティバル」の様子=2013年7月、新潟県南魚沼郡湯沢町。(C)Go_Okuda いよいよ国内最大級の野外音楽フェスティバル「フジロック・フェスティバル」の開催まで10日を切った。今年も洋邦問わず、ロック界のレジェンドから新進気鋭の若手バンドまで総勢211組(7月9日現在)のアーティストが苗場の地を踏むことになる。
まず、初日には日本を代表するロックミュージシャン、佐野元春が30年前に発表したアルバム『VISITORS』の完全再現のステージを予告している。さまざまな文化が混じり合うニューヨークで、佐野が刺激を受けて完成した楽曲たちが30年の時を超えてフジロックで演奏される。佐野と同世代のオールドファンはもちろん、若者たちにも生きる伝説を目撃してもらいたい。
2日目は世界中の音楽ファンが今、最も見たいバンドといわれる、アーケイド・ファイアがヘッドライナーを務める。U2のボノやデヴィッド・ボウイといった超一流のアーティストもバンドのファンであることを公言してはばからないほどだ。彼らの3rdアルバム『The Suburbs』は、グラミー賞で最優秀アルバム賞を受賞。昨年には4thアルバム『Reflektor』をリリースし、満を持してのフジロック出演である。
3日目には、サーフミュージックの第一人者として名高いジャック・ジョンソンがとりを飾る。音楽の温もりに触れることのできる、ピースフルなライブになるはずだ。
今年も苗場を舞台に数々のドラマが生まれることだろう。ぜひとも、足を運んで日本の音楽史に語り継がれるライブを体験してほしい。(フジロッカーズ 小川泰明/SANKEI EXPRESS)