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社会
デング熱感染源 代々木以外2例目
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デング熱感染者が確認された新宿中央公園では、蚊に注意する看板を気にしながら訪れる利用者や通行人の姿も見られた=2014年9月6日、東京都新宿区の新宿中央公園(早坂洋祐撮影) デング熱の国内感染が相次いでいる問題で、厚生労働省は6日、これまで感染源に挙げられていた代々木公園(東京都渋谷区)と新宿中央公園(新宿区)を最近訪れていない都内の60代男性がデング熱に感染したと発表した。8月に明治神宮外苑(新宿区、港区)と外濠公園(千代田区)で蚊に刺されたことから、いずれかで感染した可能性があるという。
代々木公園とその周辺以外での感染が判明したのは2例目。デング熱のウイルスが都内の公園を中心に広範囲に広がっている恐れがある。男性から検出されたウイルスの遺伝子が、代々木公園で感染した患者のウイルスと一致。厚労省は、代々木公園で蚊に刺されて感染した人がこれらの公園で蚊に刺され、その蚊がウイルスを持つようになった可能性があるとみている。
明治神宮外苑は代々木公園からJR山手線をはさんで東へ約1.5キロで、一角に神宮球場がある。外濠公園は防衛省のすぐ東から南にかけて位置する。
厚労省は6日午前、主要な感染源とみられる代々木公園以外で感染が判明したことから、東京23区の保健所長らを集めて緊急対策会議を開催した。会議では、渋谷、世田谷、目黒、中野、新宿、港、杉並の各区で、利用者数が多く、低木などヤブ蚊が生息しやすい環境のある公園を対象に蚊の調査をすると決めた。宮下公園(渋谷区)、杉山公園(中野区)、有栖川宮記念公園(港区)では午後から調査を始めた。
また、札幌市が3日に国内感染者として発表した40代女性が「明治神宮に行った後に蚊に刺されたことに気がついた」と話していることが6日分かった。代々木公園には行っておらず、明治神宮で蚊に刺された可能性がある。明治神宮は代々木公園の北に隣接しているため、札幌市は「代々木公園周辺で蚊に刺された」と発表していた。
明治神宮は既に、参道脇の小道を通行止めにしたり、薬剤を散布したりするなどの対策を始めている。これまでにデング熱の国内感染が確認された患者は14都道府県で74人となった。(SANKEI EXPRESS)