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【Q&A】デング熱 秋に向けて流行収束

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【Q&A】デング熱 秋に向けて流行収束

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デング熱の国内感染で想定される経路=2014年9月6日現在  デング熱に国内で感染した人の数がどんどん増えています。

 Q これまでに感染した人は?

 A 70人以上です。ほとんどが代々木公園やその周辺に行ったことがあり、ここでデングウイルスを持った蚊に刺されたことが原因です。新宿中央公園で蚊に刺されたとみられる男性など、別の場所での感染例も見つかっています。

 Q なぜ代々木公園での感染が多い?

 A 一連の感染例のうち、最初に感染が確認された10代女性が代々木公園で感染したことが分かり、同じ場所を訪れた人を主な対象として検査が行われたことが理由です。公園の蚊からもウイルスが検出されています。

 Q ほかの公園や地域でも感染があり得る?

 A あり得ます。感染した人が発症前後に別の場所に移動して蚊に刺されると、その蚊はウイルスを持つため、その周辺でも感染が広がる恐れがあります。新宿中央公園の蚊もそのようにしてウイルスを持ったと考えられます。

 Q 怖い感染症?

 A 重症化することはまれですし、西アフリカで流行しているエボラ出血熱のように人から人へ感染することはありません。ですから、過度に心配することはありません。しかし、突然の発熱、激しい頭痛、発疹、目の奥の痛みなどつらい症状が出るので感染は避けるべきです。東南アジアや中南米などを中心に、年間5000万~1億人が感染しているとされます。

 Q 過去の国内患者数は?

 A ここ数年、海外で感染したとみられる患者が年間200人ほど報告されています。集計が始まった1999年以来、1500人以上が感染していますが、国内で適切な治療がされた中では死亡例はありません。

 Q 流行は今年だけ?

 A 蚊から蚊への感染はなく、卵を介してウイルスが引き継がれることもほとんどないとされていて、蚊がいなくなる秋に向けて流行は収まりそうです。ただ海外からウイルスが持ち込まれることもあるため、夏場に注意が必要な感染症の一つと言えそうです。感染を疑ったら医療機関に相談することが大切です。(SANKEI EXPRESS

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