ニュースカテゴリ:EX CONTENTS
トレンド
【まぜこぜエクスプレス】林原国際芸術祭‘希望の星’2014「太陽と月を描く」
更新
谷村虎之介さん(一般社団法人「アプローズ」)の作品(提供写真) 林原国際芸術祭‘希望の星’2014「太陽と月を描く」が11月5日から、東京都千代田区丸の内の三菱商事「MC FOREST」(1、2F)で開催される。会期は16日(10日休館)まで。
これまでも障がいのある人のアート活動を支援し、「モナリザを描く(2008年)」「ドラえもんを描く(2010年)」「フクロウ展(2013年)」などを開催してきた林原(岡山市)が、「障がい者の自立のために所得向上をめざす議員連盟」と厚生労働省の後援を受けて企画。今回は、国内の障がいのあるアーティストが所属するアトリエや施設などを対象に、「太陽と月」をテーマに描かれた作品を募った。このテーマには「障がいのある人もない人も太陽と月のように、夜も昼も当たり前のように誰も排除せず一緒にいてほしい」という願いが込められている。
集まった149点の中から会場には林原の長瀬玲二社長、演出家の宮本亜門ほか美術関係者らによる第1次審査を通過した30点を展示。来場者による投票によりグランプリを決定し、その作品は、障がい者就労を促進するシンボルマークにデザインして使用する予定だ。
第1次審査の審査員で美術家の中津川浩章さんは、「太陽と月というテーマは単純なイメージになりがちですが、そこはやはりみなさん解釈が多様で、意外性のある作品が集まり見ごたえがありました。実物を見たらさらにドキドキすることになりそうです」と語る。問い合わせは林原国際芸術祭‘希望の星’事務局((電)086・224・4311)まで。(一般社団法人「Get in touch」編集部/SANKEI EXPRESS)