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【お台場メール】祝!嵐15周年記念 その涙は、ハワイの海と同じくらい美しかった
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不覚にも、泣いてしまった。私だけではない。番組収録を見ていた周囲の方々も、込み上げる感情を隠してはいなかった。
11月6日(木)19時から『VS嵐』の2時間スペシャルが放送される。先日ハワイで行われた嵐の15周年記念ライブの翌日に5人だけの慰労会を敢行。番組はその模様をカメラを隠しながら収録した。「最初に車を運転したのは誰?」や「スーパーで支払いをしたのは誰?」といったクイズに答えていく内容となっている。
日本ではめったにお目にかかれない嵐が買い物をする様子や、記念撮影をお願いする姿。しかし一番の見どころは、慰労会も終盤に差し掛かった、5人がこの15年間を振り返る場面だ。
15年前、ハワイでデビュー。最初は「嵐」という名称に懐疑的だった、活動に消極的であった、といった思い出が語られ始める。それでも彼らは、デビューした場所で大規模なライブを成功させるまでに至った。さまざまなエピソードを交え、15年間を振り返る最中、大野は泣いた。思いは、言葉にならなかったとき、涙として出てくるのだと感じた。
私は嵐のメンバーがけんかをしているのを見たことがない。けんかをしようにも、けんかにならない。なぜならお互いに尊敬している部分が全員にあるからだ、とメンバーが言っていた、と聞いたことがある。そんな彼らが15年走り続けてきたのだ。
15年といえば、赤ん坊が思春期を迎えるほどの年月である。どれほどの艱難(かんなん)辛苦、紆余(うよ)曲折があっただろうか。
嵐の背後になぐハワイの海と同じくらい、大野の涙は美しかった。その美しさに、心を奪われぬ人はいないだろう。(フジテレビ広報部 平井隆/SANKEI EXPRESS)