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「クラシックで踊ったら」提案 舞台「バラーレ」 玉三郎がDAZZLEのダンスを演出

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「クラシックで踊ったら」提案 舞台「バラーレ」 玉三郎がDAZZLEのダンスを演出

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笑顔で会見をする坂東玉三郎さん(前列左から2人目)とDAZZLEのメンバー。前列左が主宰の長谷川達也さん=2014年11月26日、東京都港区の「赤坂ブリッツ」(田中幸美撮影)  歌舞伎俳優で人間国宝の坂東玉三郎(64)が手がけるダンス公演「バラーレ」の製作発表会見がこのほど行われた。会見に先立っては、出演するダンスカンパニー「DAZZLE(ダズル)」が演目の一部であるマーラーの「交響曲第4番」にのせて幻想的なダンスパフォーマンスを披露した。

 玉三郎が2012年から芸術監督を務める芸能集団「鼓童」とDAZZLEが今夏、佐渡で行われた鼓童のイベントで共演したことがきっかけで出合った。玉三郎はDAZZLEの作品を見て「ジャズダンスともクラシックバレエとも違った分野が日本に生まれたと理由なく感動した」という。同時に「クラシック音楽で踊ったらどんなニュアンスが出るのだろう」と提案。楽曲選択から演出、振り付けのアドバイスなども手がけることになった。「劇場にいらしたみなさんが生きていてよかったと思えるような作品にしたい」と抱負を述べた。

 DAZZLEの主宰者で振り付けを担当する長谷川達也(37)は「玉三郎さんと信じられない出会いがあって、今まで見たことのないような舞台になる、とリハーサルを進めながら感じている」と興奮を隠さない様子。

 今年結成18年のDAZZLEはストリートダンスから出発し、コンテンポラリーダンスを融合させながら、和のテイストを加えるなど独自の世界を確立。黒沢明監督の「夢」にヒントを得て、「狐の嫁入り」をモチーフにした作品「花ト囮(おとり)」は09年の初演以来、海外の演劇祭で入賞するなど高い評価を受ける。

 「バラーレ」はイタリア語で「踊る」という意味。公演は来年3月7~15日、東京・赤坂のACTシアターで行われる。(田中幸美(さちみ)/SANKEI EXPRESS

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