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米GM、新型EVを投入 日本勢のFCVと“主導権争い”激化

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米GM、新型EVを投入 日本勢のFCVと“主導権争い”激化

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 米国の自動車市場で米ゼネラル・モーターズ(GM)がミシガン州デトロイトで開かれた北米国際自動車ショーで、性能を大幅に高めた新たな電気自動車(EV)の投入を打ち出した。米国市場では急速に進んできた原油安に伴うガソリン価格の下落で、大型車やスポーツカーの人気が高まっているが、バラク・オバマ大統領(53)が打ち出している将来的な環境規制の強化を見据えれば、自動車各社はエコカーの開発で手を抜けないのが現状だ。米国では日産自動車や米テスラ・モーターズが先行するEV市場も拡大中。燃料電池車(FCV)も含めたエコカーでの主導権争いも激しくなりそうだ。

 高性能で低価格

 照明が落とされたGMブースのステージにオレンジ色の車体が滑らかな走りで登場すると、会場から歓声と拍手が沸き上がった。GMが12日に開幕した自動車ショーでお披露目した「シボレー・ボルト(Bolt)EV・コンセプト」だ。

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  • 米ミシガン州デトロイト

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