ダンススクールに通う目的は、まず第一にダンスが踊れるようになることだと思います。ダンスが踊れたら、次はカッコよく、かわいく、うまく踊れるようになりたいという目的が出てくる。そしてその先に、有名になりたいという個人的なダンサーとしての夢が出てきて、それをかなえるためにダンススクールではなく、次のステージに向かうのだと思います。

　今はインターネットが当たり前となり、ソーシャルを活用するのがプロモーションとしても最適な時代です。有名になるという手段の中で個人のＳＮＳ上でのアプローチがすごく重要になってきてると僕は実感しています。

　ですので、もはや「有名になれるか？」という答えを外部に求める時代ではありません。「有名になるためにどのようなことをしたらいいか？」と考える方がはるかに有益な答えを導けるはずです。

　今はＹｏｕｔｕｂｅなどの動画サイトも一段落し、インスタグラムやＷＥＡＲなどが若者の中では広がりを見せています。一瞬の動画で有名になりたければｖｉｎｅもいいでしょう。どんな形で有名になりたいのかを選んで、それに合う形でサービスを選択するのがよいでしょう。それを見つけるのがなかなか難しいのは確かですけどね。（株式会社「アノマリー」代表取締役兼ダンサー　カリスマカンタロー／ＳＡＮＫＥＩ　ＥＸＰＲＥＳＳ）

　■カリスマカンタロー　本名は神田勘太朗。長崎県出身。３４歳。世界最大級のダンスソロバトル大会「ＤＡＮＣＥ＠ＬＩＶＥ」のプロデュースをはじめ、ダンス関連の企画演出などを行う株式会社アノマリーの代表取締役兼ダンサー。ストリートダンスのワールドカップ構想を掲げ、世界進出を目指す。