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【囲碁】伊田八段 最速で十段位獲得

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【囲碁】伊田八段 最速で十段位獲得

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【囲碁十段戦五番勝負第5局】高尾紳路(しんじ)十段(左)との対局を振り返る伊田篤史八段(右)=2015年4月22日午後、東京都千代田区の日本棋院(蔵賢斗撮影)  囲碁の第53期十段戦(産経新聞社主催)5番勝負の第5局は22日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、挑戦者の伊田篤史(いだ・あつし)八段(21)が217手で高尾紳路(たかお・しんじ)十段(38)に黒番中押し勝ちし、対戦成績3勝2敗でプロ入りから史上最速の6年0カ月で初の七大タイトルとなる十段位を獲得した。

 これまでの記録は、柳時熏(りゅう・しくん)九段(43)が第20期天元を獲得したときの6年8カ月。高尾前十段は防衛に失敗し、天元の1冠に後退した。

 伊田新十段は、三重県鈴鹿市出身。馬場滋(ばば・しげる)九段(66)門下で、日本棋院中部総本部所属。2009年に15歳でプロ入りし、今年、第62回NHK杯を最年少の20歳11カ月で優勝した。(SANKEI EXPRESS

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