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【大相撲】遠藤3連敗 万全からほど遠く無言

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【大相撲】遠藤3連敗 万全からほど遠く無言

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押し出しで旭秀鵬に敗れた遠藤(左)=2015年5月12日、東京都墨田区・両国国技館(長尾みなみ撮影)  大相撲夏場所3日目は12日、両国国技館で行われ、2度目の7連覇を目指す横綱白鵬は栃ノ心を力強く寄り切って2勝目を挙げた。横綱在位中の勝利数を623とし、大鵬を抜いて歴代単独3位になった。

 関脇照ノ富士は小結栃煌山(とちおうざん)を寄り切って白星先行。遠藤は3連敗となった。

 前に出ることはおろか、踏ん張ることすらできない。手負いの遠藤は劣勢を覆せないまま、旭秀鵬の突き押しに屈した。

 初日から3連敗。左膝のけがを押して強行出場したが、結果だけでなく、内容も厳しい。持ち味の粘り腰がまったくなく、万全からほど遠いのは明らかだ。

 勝負後の支度部屋。まげを結い直している際に、報道陣から状態などについて問いかけられたが、遠藤は目を閉じたまま言葉を発することはなかった。

 3月の春場所のけがは左膝靱帯(じんたい)の部分断裂などで、全治2カ月と診断された。立ち合いの稽古を再開した直後は、痛みから蹲踞(そんきょ)するのも難しかったという。

 相撲を取り始めたのは場所の約1週間前。師匠の追手風(おいてかぜ)親方(元幕内大翔山)は出場するかどうかを直前まで決めかね、弟子の意思を尊重したというが、「稽古不足は間違いない。いつもの10分の1ぐらい。普段稽古する奴がやっていないんだから苦しいよ」と吐露する。

 患部にテーピングを施さず、普段と同じように正面からぶつかっていく姿勢からは、心の強さが伝わってくる。初めて大銀杏(おおいちょう)を結って土俵に上がる今場所。屈指の人気を誇る24歳は、デビューから14場所目で迎えた試練の夏を乗り切れるだろうか。(藤原翔/SANKEI EXPRESS

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