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【プロ野球】坂本お待たせ 決勝1号
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ヤクルト戦の七回裏、左越えに決勝打となる先制の2点本塁打を放つ巨人の4番・坂本勇人=2015年5月15日、東京都文京区・東京ドーム(大橋純人撮影) プロ野球は15日、各地で5試合を行い、東京ドームでは巨人がヤクルトに2-1で勝った。巨人は0-0の七回裏、亀井が左前打で出塁し、続く4番坂本が先制の1号2ランを放った。巨人先発のポレダは要所を締め、八回途中まで無失点で4勝目。内外野の好守も光った。ヤクルトは最終回に、3四死球とコントロールが定まらない巨人の抑え投手、沢村を攻めて1点を奪ったが、好投の小川を打線が援護できず8連敗を喫した。
待ちに待った主将の一発が、ついに飛び出した。七回無死一塁。巨人・坂本が小川の甘く入ったカットボールを振り抜くと、乾いた打球音が東京ドームに響き渡った。「自分のタイミングでバットが振れたと思う。1点を争う展開で打てて素直にうれしい」と坂本は微笑んだ。4月28日の中日戦の一回に二盗を決めた際、左ふくらはぎに張りを訴え、29日に出場選手登録を抹消。復帰後3試合目に出た快打は「(2軍でリハビリ中は)すごく悔しかった」という意地の一発だった。(SANKEI EXPRESS)