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心の中でせりふつぶやく感覚を大切に 映画「オーロラの愛」 宥勝さんに聞く

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心の中でせりふつぶやく感覚を大切に 映画「オーロラの愛」 宥勝さんに聞く

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台湾の人気俳優、宥勝(ヨウション)さん=2015年4月23日(高橋天地撮影)  先日、台湾の人気俳優、宥勝(ヨウション、33)が14日で閉館するシネマート六本木(東京都港区)で開催された台湾映画特集「台湾シネマ・コレクション2015」に駆けつけ、上映作品に名を連ねた主演の青春映画「オーロラの愛」のジャパンプレミアに出席した。終了後、SANKEI EXPRESSの取材に「ずっと台湾映画を応援してくれていた皆さんに感謝したい」と語った。

 本作は、台湾を代表する舞台演出家、脚本家、俳優の李國修(リー・グオショウ、1955~2013年)が手がけた名作「極光之愛」を映画化。監督は23歳の息子、李思源(リー・スーユエン)が務めた話題作だ。

 1990年、大学生の北川(ベイチュアン、林柏宏=リン・ボーホン)と小鳳(シャオフォン、林妍柔=リン・ジエンロー)は「いつか一緒にオーロラを見に行こう」と約束したが、小鳳は家庭の事情で米国へ渡り、2人は離ればなれに。時は流れ、2014年、小鳳(季芹=チー・チン)はベストセラー作家となっていた。娘のアリサ(楊丞琳=レイニー・ヤン)は、恋人に裏切られ、失意のどん底にいたが、唯一信頼していた小鳳に今でも忘れられない初恋の男性がいたことを知り…。

 宥勝扮する青年カイは、アリサが勤める花屋の同僚で、失意のアリサを懸命に励ますナイスガイ。「目で語りかけたり、動作だけで何かを表現する必要があり、心の中でせりふをつぶやく感覚を大切にしながら演技に臨みました」。また、歌手の顔も持つ楊丞琳との共演を心待ちにしていたそうで、「僕は彼女の大ファン。撮影の合間に音痴な監督への熱血指導は面白かったですよ」と声を弾ませた。(高橋天地(たかくに)/SANKEI EXPRESS

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