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【女子テニス】伊達敗戦も現役続行決意

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【女子テニス】伊達敗戦も現役続行決意

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女子ダブルス2回戦でプレーするクルム伊達公子(手前)、フランチェスカ・スキアボーネ組=2015年7月3日、英国・ウィンブルドン(共同)  女子テニスで44歳のクルム伊達公子(エステティックTBC)の14度目のウィンブルドン選手権が幕を閉じた。7年連続の本戦出場が懸かったシングルスは予選敗退。ダブルスは3日の2回戦で姿を消したが「今は体が元気なので楽しい。もっとやりたい気持ちが出ている」と現役続行への決意をにじませた。

 今季は左肘や右肩の痛みに苦しみ、涙した日もある。「調子がいいなと思う日が本当になかったが、ここにきて常に調子がいい」と実感し、3日の試合も「体が軽かった」と話した。

 シングルスの世界ランキングは203位に落ち、ツアー大会出場はままならない状況。「体が元気になった今、もう一回、やる覚悟を決めて心の準備をしている」と下部大会からの再挑戦に意欲的だ。

 37歳で現役復帰後、数々の窮地に立たされたベテランの表情に明るさが戻った。8月末には全米オープンが始まる。元全仏シングルス女王、フランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)とのペア続行に「自分を奮い立たせてくれる存在。またあるのではないかな」と笑った。(SANKEI EXPRESS

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