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【高校野球】初代王者の鳥羽、甲子園へ 「日本一になりたい」
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甲子園出場を決めナインに胴上げされる鳥羽の山田知也監督=2015年7月27日、京都市右京区の「わかさスタジアム京都」(共同) 第97回全国高校野球選手権大会の地方大会は27日、9大会で決勝が行われ、京都では100年前の第1回大会で優勝した京都二中の流れをくむ鳥羽が6-4で立命館宇治を下し、15年ぶり6度目の出場を決めた。
3年ぶり27度目の天理(奈良)は、史上5校目となる春夏通算50度目の出場。夏は初出場の創成館(長崎)のほか、関東第一(東東京)東海大甲府(山梨)遊学館(石川)石見智翠館(いわみちすいかん、島根)今治西(愛媛)明豊(大分)も名乗りを上げた。28日は埼玉、神奈川、三重、滋賀、山口、香川、福岡、佐賀、宮崎の9大会で代表が決まる。
高校野球100年の節目に初代王者、京都二中の伝統を受継ぐ鳥羽が甲子園への切符をつかんだ。歓喜の瞬間、目に涙を浮かべた山田知也監督(39)は「OBにも喜んでもらえる。いろんな方々の思いがあり、見えない力をいただいた」と相好を崩した。スタンドでは京都二中のユニホームを着た80代のOBも喜びに浸った。
全6試合で本塁打はなかったが、ライナー性の打球が光った。決勝でも主導権を握り、九回は1死二、三塁と一打同点のピンチを迎えたが、春夏連続出場を狙った立命館宇治の反撃をしのいだ。
京都二中の創立は1900(明治33)年。15年に始まった全国中等学校優勝野球大会を制し、戦後再開された46年夏にも準優勝した。48年の学制改革で一度は廃校となったが84年、跡地に鳥羽として再スタート。京都二中創立100年の2000年には春と夏に復活出場し、またしてもメモリアルイヤーで強さを発揮した。
第1回大会出場校では早実(西東京)とともに聖地に立つ。捕手を務める攻守のキーマン、梅谷成悟主将は「甲子園に行くからには日本一になりたい」と100年ぶり全国制覇を目標に掲げた。(SANKEI EXPRESS)