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ベトナム「最後の秘境」フーコック島 ヌックマム名産地に開発の波

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ベトナム「最後の秘境」フーコック島 ヌックマム名産地に開発の波

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 カイホアンでは生産量が年々増えて、年間約2万リットル醸造しているが、島全体の生産量は近年下降線の一途をたどっているという。時代の変遷とともに醸造所の閉鎖が相次いだことに加え、原料となるカーコムの漁獲高が減少しているのだという。そして、その背景には遠く離れたスプラトリー(中国名・南沙)諸島の領有権問題があった。

 ベトナムをはじめ、中国、フィリピン、マレーシアなどが領有権を主張するスプラトリー諸島だが、タイ湾とともにカーコムの二大漁場の一つでもあった。ホンさんも「今は東(スプラトリー諸島)には行きづらいので、漁はもっぱらタイ湾。早い解決を願います」と、拿捕(だほ)などの危険を伴うスプラトリー諸島の一日も早い平穏を願っている。

 ベトナム人の心をとらえてやまないフーコック島で熟成した“金色のしずく”。一度でも口にしてしまったなら、いつまでも島とともにあり続けてほしいと願わずにはいられない。(写真・文:カメラマン 佐藤良一/SANKEI EXPRESS

このニュースのフォト

  • ベトナム最後の秘境と呼ばれるフーコック島だが、急速にリゾート開発が進む=2015年6月27日、ベトナム(佐藤良一さん撮影)
  • 木の樽で1年寝かせて造る昔ながらの製法が息づくヌックマム工場=2015年6月27日、ベトナム・フーコック(佐藤良一さん撮影)
  • ヌックマムの醸造所で働く作業員=2015年6月27日、ベトナム・フーコック島(佐藤良一さん撮影)
  • ヌックマムの原料となるイワシを採る漁船=2015年6月27日、ベトナム・フーコック島(佐藤良一さん撮影)
  • フーコック島の名産は近海で採れた魚介類=2015年5月16日、ベトナム・フーコック(佐藤良一さん撮影)
  • ベトナム料理には欠かせないヌックマム=2015年6月27日、ベトナム・フーコック島(佐藤良一さん撮影)
  • ベトナム・フーコック島

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