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丁寧に変わらぬ味守る 手作り洋菓子 村上開新堂

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丁寧に変わらぬ味守る 手作り洋菓子 村上開新堂

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 35年ぶりに新商品も登場した。「寺町バニラプリン」(460円)と「マドレーヌ」(170円)、「ダックワーズ」(190円)の3品だ。

 伝統継承しつつ新作も

 滑らかな食感のプリンは、ほろ苦いカラメルソースがアクセントで“大人の味”。ろう引きひもをあしらった巾着に入っており手土産にもぴったり。

 アーモンドプードルをたっぷり使った「マドレーヌ」は、蜂蜜のやさしい甘さにほんのり洋酒が香る。「ダックワーズ」は、外側がカリッ、中はふわっとした食感が絶妙で、少し苦めの塩キャラメルクリームとの相性が抜群。いずれも上品な味わいで、“引き算の美学”が感じられる。

 「今の時代、うちのお菓子はパンチのある味ではないでしょう。でも、長年愛された味を変えるつもりはありません。伝統の味を継承する一方で、新しい味(商品)を開発しようと考えました」と村上さん。構想から約1年かけて作られたという新商品は「村上開新堂らしいものに仕上がったと自負しています」。

このニュースのフォト

  • 昔から愛され続けている「ロシアケーキ」は、さっくりした食感のソフトタイプのクッキー=2016年1月6日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)
  • 缶に隙間なく詰められたクッキー。11種類の味が楽しめる。何ヶ月も待ってようやく手にした喜びはひとしおだ=2016年1月6日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)
  • カリッふわの食感とほろ苦いキャラメルのコンビネーションの「ダックワーズ」(左)と、風味豊かでしっとりした「マドレーヌ」も新商品=2016年1月6日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)
  • 新商品の「寺町バニラプリン」は、滑らかな食感で甘すぎない上品な味。巾着に入っていておもたせにも最適=2016年1月6日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)
  • 「昔ながらの店構えと味。両方そろって『村上開新堂』のお菓子といえる」と語る4代目の村上彰一さん=2016年1月6日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)
  • タイルの床や、大理石を使ったショーケース、木の調度品などは当時のまま。郷愁を誘う空間だ=2016年1月6日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)
  • 昭和初期に建てられた「村上開新堂」。「これぞ、日本のよき時代の具現」(「むかしの味」より、提供写真)

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