35年ぶりに新商品も登場した。「寺町バニラプリン」(460円)と「マドレーヌ」(170円)、「ダックワーズ」(190円)の3品だ。
伝統継承しつつ新作も
滑らかな食感のプリンは、ほろ苦いカラメルソースがアクセントで“大人の味”。ろう引きひもをあしらった巾着に入っており手土産にもぴったり。
アーモンドプードルをたっぷり使った「マドレーヌ」は、蜂蜜のやさしい甘さにほんのり洋酒が香る。「ダックワーズ」は、外側がカリッ、中はふわっとした食感が絶妙で、少し苦めの塩キャラメルクリームとの相性が抜群。いずれも上品な味わいで、“引き算の美学”が感じられる。
「今の時代、うちのお菓子はパンチのある味ではないでしょう。でも、長年愛された味を変えるつもりはありません。伝統の味を継承する一方で、新しい味(商品)を開発しようと考えました」と村上さん。構想から約1年かけて作られたという新商品は「村上開新堂らしいものに仕上がったと自負しています」。